■ 役職・年代別の年収のモデル
平社員(20代) 年収300 -400万円平社員(30代) 年収400-600万円
副支店長 年収700-800万円
マネージャー・支店長 年収1000万円~
■ 給与制度の特徴
イオン銀行は「銀行」と名前が付いているものの、高給をイメージする一般的な銀行や証券会社と比較すると給与、賞与ともに低い水準です。メガバンクどころか地方銀行以下だと思ってもらった方が良いと思います。但し、残業代はしっかりと出るため一般的な企業と比較して「低すぎる」とは言えません。給与水準は中堅規模の上場企業に勤めるサラリーマン並みで、真面目に働いていれば年収500万円くらいは誰でももらるようになります(正社員の場合)。支店長・マネージャクラスになってようやく年収が1000万円を超えてきますが、その上の役員がどれくらいもらっているのかは分かりません。給与制度は基本給+時間外で、属人的な手当はなくシンプルです。賞与・ボーナスは年2回、前の半年の個人実績が反映された額が支給されます。■ 正社員・契約社員・中途入社
正社員の場合、職位が5段階に分かれて基本給が決まります。新卒で入社した場合は最下位の職位からスタートし、4年目ではじめて昇格可能となります。それ以降は、年一回の昇格昇給ですが、昇格の制度は明確に決まった規定がなく、毎年方針が変わっているようです。設立してからの歴史の浅い企業でもあるため、トラブル無く実績を残せば誰でも昇格可能です。入社難易度の目安となる就職偏差値も低いです。しかし職場は常に人材不足であることから、非常にトラブルが起こりやすいにも関わらず、些細なミスでも人事評価を大きく下げてしまうため、問題を起こさずに実績を伸ばすことは非常に困難となっています。正社員は全国転勤の「総合職社員」が基本となっており、転勤のない「地域限定社員」は同じような業務をしていても給与は2割カットされます。また、店舗スタッフは契約社員の比率が大きいですが、契約社員は給料が非常に少なく、一人暮らしで生活するのは大変だと聞きます。正社員と契約社員との待遇差はかなり大きいので、可能な限り正社員での入社をお勧めします。
中途入社の社員の給料は前職年収を参考にして決まる事例が多く、銀行や証券会社など金融機関から転職してくる社員は全般的に年収は高めです。現在、社員の9割は中途採用の社員ですが、入社時の年収は結構いい加減に決まっているようです。