■ 研修制度
研修の機会は多く、新入社員研修、資格階層別研修、職位別研修、業務研修、コンプライアンス研修などが用意されています。また、自己啓発助成制度(資格取得助成)もあり、資格取得を希望する人にとっては良い環境であると思います。ただ、他の大手銀行と比べると研修制度もまたまだ未熟だという指摘もあります。ここで勉強を頑張って資格を取得し、他行へ転職する社員も少なくないです。■ 人事評価
人事評価が平等にされていないという声はよく聞きます。よくある、上に気に入られてなんぼ、という古い体育会のノリも感じます。評価をするマネジメント層の評価スキルはバラバラで且つ評価基準もきちんと定まっておらず、部署又は上司により不公平感があります。■ 昇格試験
昇格の際には社内の資格試験があり、それをパスすると資格が上がります。役職が上がるにつれ、難易度の高い試験、面接等があり、落ちることもあるので、その点で人事評価はきちんとなされてると思います。ただ、資格試験が導入される前からの役職者については、その能力と役職に疑問を感じざるをえない人も多いです。■ 異動
日本全国に存在するイオングループの組織を活用した効果的な発展を期待して、イオン本体や、イオンクレジットの組織に合わせた地域割りが行われます。それに合わせて、半年ごとに大規模な組織変更・執行役員の変更があり、連れて内部社員の異動が発生します。本社スタッフも勤務地が突如と遠方に変わることもあるので注意が必要です。また、店舗では地域限定で就業されている方も多いため、人手不足が発生すると全国転勤可能者には地方を超えた転勤の発生することも多々あります。イオン銀行内だけではなく、イオンフィナンシャルサービス内での異動もあります。職種には総合職と転勤のない地域限定職の2種類があり、総合職の方が年収は良いですが、短いと数ヵ月単位で転勤の可能性があります。一方、地域限定職は転勤がありませんが大幅な年収減となります。数年で何店舗も異動している社員も存在し、毎月の異動発令に社員は戦々恐々としています。イオン銀行職員として入社したとしてもイオンクレジットサービスに出向する可能性があります。独身の人ほど短期間に転勤させられる傾向にあり、同じメンバーで1年も一緒に仕事ができたら良い方でしょう。総合職として入社を検討している方は頻繁な転勤の覚悟が必要です。